鯛がアートに!? 洋食シェフの料理作品
鯛がアートに!?
洋食シェフの料理作品
料理の見た目、視覚はおいしさに大きく影響します。時に芸術ともいわれる料理を“作品”として鑑賞できるのが、酒田調理師専門学校の毎年秋の恒例イベント「料理作品展」です。
庄内沖で獲れた真鯛と秋野菜のアンサンブル RED&BLACK
料理を鑑賞して味わう
学生とプロによる作品展
「料理作品展」では、学生たちが1年の学びの成果として、日本料理や西洋料理、中国料理やお菓子やパンなどの作品を出品します。
2021年のテーマは「未来を創る調べ~Let’s Enjoy Cooking!~」。学生たちの遊び心とアイデア、食べる相手を想う心のこもった作品が会場に並びました。
作品展では、学生だけではなく、普段は教壇に立つプロの料理人たちも創造的な作品に臨みます。
西洋料理の実習講師を務める「庄内DECクラブ」の今年のテーマは、「庄内浜の鯛と秋の味覚料理」。“海と日本プロジェクト応援メニュー”と銘打った、各店の作品をご紹介!
庄内浜の鯛のムースと娃々菜のルーレ
鯛と秋野菜のタルトレット
鯛と彩り野菜のムースと栗
真鯛としいたけのパイ包み
庄内浜産 鯛のカネロニ風
庄内浜産 真鯛のフロランタン仕立て
鯛のソテーと秋の野菜園
庄内浜の“持鯛無”
真鯛のポピエット
庄内DECクラブのDECは、Development(発展)European food(洋食)Creation(創造)。
お店とはまた違う各店のシェフの創造力で、鯛の新たな素材力が見えたような気がしました。
作品鑑賞後のお楽しみ
酒調デリカテッセン(和風惣菜もあり!)
料理作品展のもうひとつのお楽しみが、学生たちが調理したさまざまなテイクアウトメニュー。
毎年、発売開始を目指して列ができるほどです。完売続出。
この日のお昼用に「庄内浜 鯛サンド」を入手しました。こちらは庄内浜の真鯛に、鳥海高原にんじんのラペ、庄内産のじゃがいも、マッシュルーム入りのデュクセルソースをあわせて、バターロールでサンドしたもの。レストランのメインディッシュを盛り込んだような、食感の楽しいごちそうパンでした。
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